ExpressWebとミニバードの格安レンタルサーバー比較

ExpressWebとミニバードのガチンコ比較

ExpressWebとミニバードの2社のレンタルサーバーで比較した際に、
どちらが良いのか?何が異なっているのか?について当サイトが独断で評価・比較していきます。

ExpressWebとミニバードは、それぞれ運営会社が異なります。
ExpressWebは、データ・ジャパン株式会社が運営しています。
多くのlinux系レンタルサーバーとは異なり、Windowsサーバーに特化していることが特徴です。
その他にも、専用サーバー、VPSサーバーのサービスも展開しています。

一方、ミニバードは、ネットオウル株式会社が運営しており、
その他にもファイアバード、クローバーといった高機能レンタルサーバーや、
SSLサービス、ドメイン取得サービスなども運営しています。(どれもlinux系です)

どちらもレンタルサーバー運営にしっかりとしたノウハウをもっており、信頼性は高いです。
大きく異なる点として、サーバーのOSの違いがまず一つあげられますね。

ExpressWebとミニバードを機能性で比較

サーバー名 ExpressWeb ミニバード(minibird)
サーバー容量 30GB 50GB
独自ドメイン設定数 無制限 50個
データーベース機能 SQL Server 2008(3個)・
MySQL(3個)・SQLite
MySQL(5個)
cron設定機能 ×利用不可 5個設定可能
メールアカウント数 無制限 500個
オリジナルサブドメイン △少数有り ○有り(138種類)
簡単インストール機能※
Google Apps設定 ×利用不可 管理画面で可能
FTP over SSL
シェルログイン(SSH) ×利用不可 ×利用不可
独自IP・専用SSL ×利用不可 ×利用不可
お試し利用 14日間 14日間

上記表を元に、機能面について比較していきます。

まず、両社共にサーバー容量に関しては、ExpressWebは30GBですが、
ミニバードでは50GBとなっています。
どちらも長期的に利用する場合でも十分でしょう。

マルチドメイン機能についてですが、ExpressWebでは、
独自ドメインを無制限に設定することができますが、ミニバードでは50個と制限されています。
利用目的によりますが、サイトアフィリエイト等をされる方で、
ドメインを100個以上管理される方だと50個というのは少ないと感じるかもしれません。

しかし、サイトアフィリエイトをされている方の多くがレンタルサーバーを複数利用しています。
それにより、IP分散させることができるからです。
沢山のドメインを管理することがない場合、50個も制限なしも同様かなと思います。
後は、その他の機能、使いやすさ、サポート環境、価格等で決まるでしょう。

因みに、ExpressWebは、ミニバードとは異なりドメインの追加設定が結構面倒です。
これは、実際に利用していますので、非常に実感しています。

サーバーのことやドメインのことをしっかりと理解していないと、
困ることがありますのでご注意ください。

では、次にデータベース機能についてですが、
ExpressWebはwindowsサーバーであるので、SQL Server 2008が利用できますし、
それ以外にもMySQL・SQLiteといったデータベースも利用可能です。
数に関しては、それぞれ3個となっています。

一方、ミニバードでは、MySQL(5個)となっています。

因みに、データベースの日本でのシャア率としてはMySQLが圧倒的人気です。
マイクロソフトと関係性が高いSQL Serverも個人ユーザでの利用度はありますが、
多くは企業向けのデータベース管理システムとして利用されています。

どちらを使う方がいいのかに関しては、特に無いと思いますが、
近年では、MySQLからSQL Serverへの移行ツールなんてのも開発されています。

とはいえ、レンタルサーバーを利用して個人ブログや、商用サイト、
ネットショップなどをウェブアプリケーションを利用し作る場合、
MySQLを利用している方が圧倒的に多いでしょう。
(ExpressWebでも、マニュアルではMySQLで解説しています)

次に、cron設定機能についてですが、
ミニバードではプログラムを5個まで設定することができますが、
ExpressWebでは、利用することが出来ません。
cron設定機能を利用される方は確認しておく必要があります。

どちらも、独自ドメインが無くてもレンタルサーバーの申し込み・利用はできます。
オリジナルのドメイン(各社が所有する)にサブドメインを指定して利用できます。

ミニバードでは、そのオリジナルドメインの種類が沢山あるので、
結構個人ユーザには好評のようです。

ウェブアプリケーションの簡単インストール機能についてですが、
ExpressWebでは、WP(WordPress)やEC-CUBE等、
約60種類のCMSを簡単にインストールすることができます。

結構マニアックなアプリもあり利用する方は少数かなとは思います。

一方で、ミニバードでは、MT(MovableTypeOS)、WP(WordPress)のみとなっています。
その他は、手動でのインストールとなっています。
実は、手動インストールもマニュアルを見たりすればホントに簡単にできてしまうものです。

独自ドメインのG-mail設定は、個人ユーザでも多くの方がされています。
最近になり、サービスが有料化されたのですが、利用されている方多いです。
ミニバードでは、Google Apps設定が実は管理画面より簡単に設定できる機能がついています。

その他、どちらもSSHや独自SSL等はオプションでも、
利用できる環境ではありませんのでご注意ください。

ExpressWebとミニバードをコントロールパネルや操作性で比較

ExpressWebの管理画面は、ぱっと見ると、Pleskに見えますが少し異なっています。
基本的なレンタルサーバーの操作はアイコンがありますので、一見難しくありません。

しかし、その一つ一つに細かな設定が必要となっており、
これについて、この方がありがたいと思う方がいる一方で、
これはどうすればよいのか?と困ってしまう方も多いと思いますので、ご注意ください。

一方で、ミニバードの管理画面は、シンプルな2カラムのサイト形式となっています。
サイドメニューに操作項目が並んでいて、非常に簡単に操作できます。
また、至る所にアドバイスといった感じで操作内容についての解説がついています。

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ExpressWebとミニバードをその他サポート関連で比較

両社共にサポートは、メールのみとなっています。
ExpressWebは、どちらかというと、申し込んだユーザからの問い合わせの対応と、
申し込む前の対応が少し異なっていて、ホントは親切なのにと少し思います。

ミニバードは、基本的に、親切ですし丁寧です。
メールの返信も早く安心して利用できる環境ですね。

オンラインマニュアルに関して比較してみると、ミニバードの方が充実しています。
ドメインの設定方法から、ウェブアプリケーションのインストール方法などまで、
ミニバードの方が親切なのは確かです。

初めて利用する方でも、複数レンタルサーバーを利用する方でも、
使いやすいというのが大きいでしょうね。

とはいえ、ExpressWebは、安さは勿論ですが、プログラマーの方や、
クリエイターの方のようにコアなユーザ向けのように思います。

ExpressWebとミニバードを料金プランと総合的な年間費用で比較

実際に利用した際の金額は個人ユーザにとっては非常に肝心な比較項目ですよね。
正直、どっちが安いのか?といったことについて、比較していきます。

ここでは、1年間利用した場合にどのくらいかかるのか?表にしてみました。
というのは、1年利用契約をすることで、両社とも非常にお得に利用できるからです。

ExpressWebでは、年間契約をすることで、初期費用が全額無料となりますし、
月額換算した料金も395円→263となります。

ミニバードの場合はネットオウルポイントの最大利用により初期費用が0円んなったり、
月額費用が197円となりますので、その点も要チェックです。

また、独自ドメインは取得しなくてもサーバー自体は申し込みできますので、
取得しないこととします。

下の表を見ると、価格的には、ExpressWebの方が安いですが、
ポイント利用をすることで、ミニバードの方が安くなります。
どちらも、格安ですので、機能、使いやすさ、サポート環境、好みでお選びください。

ExpressWeb

  • 料金プランの1年契約料金=3150円

  • 初期費用=0円(※年契約の場合)

  • 1年間合計金額=3150円

ExpressWebの詳細ページ ExpressWebの公式ページ

ミニバード(minibird)

  • 料金プランの1年契約料金=3156→2367円

  • 初期費用=1575→0円(※ポイント利用)

  • 1年間合計金額=4731→2367円

ミニバード(minibird)の詳細ページ ミニバード(minibird)の公式ページ

※キャンペーンやサーバーの更新により価格が変動することがあります。

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